キャラクターの形にした海苔が、完成後にくしゃっと縮んでしまったことはありませんか?
一生懸命つくったキャラ弁なのに、見た目が崩れてしまうと、とてもがっかりしますよね。
でも、実はちょっとしたコツで海苔が縮むのを防ぐことができるんです。
この記事では、キャラ弁を作るときに「海苔がしわになる」「縮んでしまう」といった困りごとを解決する方法を4つご紹介します。
すぐに実践できるものばかりなので、明日のお弁当作りからさっそく使えますよ。
それでは、ひとつずつわかりやすく説明していきますね。
海苔がしわにならない!キャラ弁作りに使える4つの実践アイデア
キャラ弁を上手に仕上げるためには、海苔の扱い方がとても大切です。
海苔がよれてしまったり、縮んでしまうと、せっかくのデザインが台無しになります。
そんなときにおすすめなのが、以下の4つの方法です。
それぞれが効果的で、組み合わせて使うとさらにきれいな仕上がりになりますよ。
方法 | 内容 |
---|---|
ご飯やおかずをしっかり冷ます | 温かいものの上に海苔をのせない |
海苔の湿気を飛ばす | 炙ったり、レンジでパリッとさせる |
間に他の食材をはさむ | ハムやチーズを使って直接接触を防ぐ |
海苔に油を塗ってから貼る | サラダ油でコーティングし、湿気をブロックする |
慣れてくると、きれいなキャラ弁がどんどん作れるようになります。
温かい食材はNG!ご飯やおかずをしっかり冷まそう
ご飯やおかずを温かいまま使うと、海苔がしわになる原因になります。
その理由は、ご飯の中に含まれる水分が、温度で蒸気になって海苔に移ってしまうからです。
蒸気を吸った海苔は、水分を含んでよれてしまったり、端がくるんと縮んでしまいます。
どんなにうまく貼っても、時間がたつと見た目が崩れてしまうんですね。
だから、ご飯やおかずはしっかり冷ましてから使いましょう。
自然に冷ます時間がないときは、うちわや扇風機を使うと時短になります。
特に朝のお弁当作りでは、冷ます時間を先に考えて準備すると失敗しにくいですよ。
海苔の水分をしっかり飛ばしてから使う
海苔はとても薄くて軽い素材なので、湿気を吸いやすいという特徴があります。
袋から出したばかりの海苔でも、実は少ししっとりしていることが多いです。
そのまま使うと、貼ったあとに海苔がよれてしまったり、浮き上がってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、海苔の水分を飛ばしてから使う方法です。
方法はいくつかありますが、よく使われているのが「炙る」方法と「レンジ加熱」の方法です。
直火で軽く炙るときは、火から20cmほど離し、海苔を左右に動かしながら10〜15秒加熱します。
焦げやすいので、注意して行いましょう。
ガスが使えないご家庭では、電子レンジも便利です。
ラップをせずに500W〜600Wで20〜30秒加熱すれば、パリッとした状態になります。
こうすることで、カットもきれいにできるし、貼ったあとに形が崩れにくくなりますよ。
海苔を直接ご飯に貼らない!食材を間に挟むテクニック
しっかり冷ましたご飯に海苔を貼ったのに、しばらくすると海苔が波打ってくることもあります。
そんなときに使いたいのが、「中間素材を挟む」というテクニックです。
海苔とご飯の間に別の食材をはさむことで、湿気が直接海苔に伝わるのを防げます。
この方法は見た目だけでなく、味のバリエーションも増やせるので一石二鳥です。
挟む食材 | 効果とポイント |
---|---|
ふりかけや鮭フレーク | 水分を分散させ、海苔の縮みを防止 |
スライスチーズ | 油分があり、海苔がしっかり貼りつく |
ハム | 下にマヨネーズやケチャップを塗ると密着力アップ |
チーズをのせた上に細かく切った海苔を貼ることで、しわのない仕上がりになります。
また、ハムの上にチーズ、その上に海苔という順番で重ねると、より安定しますよ。
どうしても直接貼りたいときは「油コーティング」が便利
すべての食材を準備するのがむずかしいときや、どうしても直接海苔を貼りたいときもありますよね。
そんなときには、海苔にうすく油を塗るという方法がとても役立ちます。
油をぬることで、海苔の表面に膜ができて湿気が入りにくくなります。
すると、ご飯の水分が海苔に届きにくくなり、縮みにくくなるんです。
使う油は、くせのないサラダ油が向いています。
小皿に少し出して、料理用のハケやキッチンペーパーなどで、全体にうすくぬり広げます。
このとき、塗りすぎないように注意してくださいね。
海苔がベタベタしたり、味に影響が出たりすることがあるので、塗る量は少なめがベストです。
なぜ海苔は縮むの?原因とその対処法を知ろう
海苔が縮む最大の原因は「湿気」です。
海苔はとても薄くて、空気中の水分もすぐに吸ってしまいます。
ご飯の上に海苔をのせると、特に熱が残っているときには一瞬で水分を吸ってしまいます。
その水分を吸収した海苔は、すぐにふにゃっとしたり、くるんと丸まってしまうのです。
さらに、お弁当箱を閉めたあとに中で水分がこもってしまうことも原因になります。
フタの内側に水滴がつき、それがまた海苔に戻ってしまうこともあります。
こうしたトラブルを避けるためには、食材をしっかり冷ますこと、そしてなるべく湿気を避けた環境で詰めることが大切です。
保冷剤を使ったり、夏場には保冷バッグを活用するのも良い方法ですよ。
キャラ弁に使うなら「焼きのり」がおすすめな理由
キャラ弁を作るときには、どの種類の海苔を使うかもとても重要です。
その中でも「焼きのり」は、初心者でも扱いやすく、失敗が少ないのでおすすめです。
味付けのりは風味があるため、子どもが喜ぶこともあります。
でも、味付けのりには調味料が塗られているため、手にくっつきやすく、切りにくいという欠点があります。
特に、ハサミで切るときに刃がすぐにべたついてしまったり、
パンチで型抜きしようとしても中でつまってしまったりします。
私自身も、味付けのりでキャラ弁を作ろうとしたとき、海苔パンチが一度で使えなくなったことがあります。
また、ピンセットで配置しようとすると、くっついてしまって作業が難しくなります。
その点、焼きのりは切りやすく、貼りやすく、作業の効率も良いです。
初めてキャラ弁を作る人にも、焼きのりをおすすめします。
キャラ弁作りで困らない!のりが縮まない方法4選のまとめ
ここまで、海苔が縮まないようにする4つのポイントと、使いやすい海苔の種類をご紹介してきました。
まとめると、次のようになります。
対策 | ポイント |
---|---|
ご飯やおかずを冷ます | 温かい状態では海苔が縮みやすい |
海苔の湿気を取る | 炙る・レンジで乾燥させる |
他の食材をはさむ | チーズやふりかけで湿気をカット |
油をぬって貼る | 直接貼るときにおすすめの方法 |
さらに、「焼きのり」を選ぶことで、作業の効率も上がり、失敗しにくくなります。
あなたのキャラ弁づくりが、もっと楽しく、もっと美しくなるよう応援しています!
ぜひ今日から実践してみてくださいね♪