ベルトの着け心地を良くしたいとき、追加のループを取り付けると、しっかりと腰にフィットするようになります。
市販のベルトでは対応しきれないズレや緩みを、自分の手で簡単に解決できる方法です。
ここでは、100円ショップでそろえた道具を使って、ベルトループを手作りする手順を紹介します。
準備から仕上げまでを順を追って説明するので、誰でも安心して取り組めます。
準備するもの
アイテム | 説明 |
---|---|
ベルトループ用の布 | フェルトや布テープなど、丈夫な素材を選びましょう |
糸と針 | ベルトの色に合う糸を使うと目立ちにくく、見た目がきれいになります |
ピンセット | 布を通すときに指では難しい部分もスムーズに扱えます |
印つけ道具(チャコペンなど) | ループの取り付け位置を決めるときに便利です |
道具をそろえるのに高いお金は必要ありません。
ループをつける場所を決めよう
まず、ベルトのどの位置にループを追加するかを決めます。
一般的にはバックルから数センチ離れた位置が安定しやすいですが、自分の着けやすい場所を選びましょう。
選んだ位置には、チャコペンやマスキングテープなどで目印をつけておくと作業がスムーズに進みます。
このステップを丁寧に行うことで、仕上がりがぐんと良くなります。
ピンセットを使ってループを通す
次に、カットしたベルトループ布を使って、ベルトの裏側から表側へと通していきます。
このとき、ピンセットを使えば細かい部分も簡単に通せるのでおすすめです。
ベルトの幅に合うようにループを少し調整しながら通すことで、全体が自然に馴染みます。
ループがたるんでいたり、きつすぎたりしないように注意しましょう。
両端をしっかり縫い付ける
ループを通し終えたら、縫い針に糸を通し、両端をしっかりと固定していきます。
斜めに縫うことで力が分散され、ループがずれにくくなります。
縫い目が細かくなるように意識し、しっかりと引き締めて固定しましょう。
ここでしっかり縫っておくと、長く使ってもほつれにくくなります。
最後の仕上げ
すべての縫い付けが終わったら、糸の端をしっかりと結びます。
結んだあとは、余った糸をハサミでカットして整えましょう。
この仕上げの作業を丁寧にすることで、見た目もすっきりして気持ちよく使えます。
手縫いで完成!自宅でできるベルトループのカスタマイズ
「このベルト、もう少しフィット感がほしいな…」と思ったことはありませんか?
そんなとき、家にある道具と少しの時間があれば、自分でベルトループを作ってカスタマイズできます。
市販のものでは満足できない細かな調整ができるのが、手作りの良いところです。
ここでは、実際に手縫いでベルトループを追加する具体的な流れを解説します。
手縫いで必要なもの一覧
材料名 | 詳細 |
---|---|
ベルトループ布 | ベルトに近い色の布を選ぶと、見た目が自然です |
縫い針 | 普通の手縫い針で問題ありません |
糸 | 太すぎず、強度のある糸がベストです |
ピンセット | 狭い部分への作業に役立ちます |
コストを抑えてDIYできるのが魅力です。
作業の流れをチェック!
① 位置決め
まず、ループを取り付けたい場所を決めましょう。
一般にはベルトのバックルから5cm前後離れた位置が適していますが、着け心地に合わせて自由に決めて大丈夫です。
チャコペンなどで印をつけておくと迷わず進められます。
② ループを通す
ピンセットを使って、用意した布をベルトの裏から表に通します。
もしベルトがかたくて通しにくい場合は、ベルトの内側を少し広げるとやりやすくなります。
③ 両端を斜めに縫う
布の両端を、ベルト本体にしっかりと縫い止めましょう。
このとき、斜め方向に縫うとループがずれにくくなり、耐久性もアップします。
縫い目は揃えると見た目もきれいです。
④ 糸の処理で完成
縫い終えたら、糸の端をきちんと結び、余った糸はハサミでカットします。
すべての作業が終わったら、軽く引っ張ってループがしっかり固定されているか確認しましょう。
2つのやり方から選べる!ベルトループをあとからつける方法
ベルトにループをあとからつけることで、しっかり固定されて、ずれにくくなります。
それだけじゃなくて、見た目もすっきりして、おしゃれに見えるからうれしいですね。
やり方は、大きくわけて2つあります。
ひとつは、ベルトを切らずにそのままループをつける方法。
もうひとつは、ベルトを切ってから、新しいループを作る方法です。
どちらのやり方でも、100円ショップで売っている道具だけでできちゃいます。
自分に合ったやり方を選んで、楽しく作ってみてくださいね。
ベルトを切らないでループをつける方法(やさしいコース)
この方法は、ベルトを切ったり縫ったりしないので、道具が少なくてすみます。
まずは、ループをつけたい場所を決めましょう。
おすすめは、バックルから3センチくらい離れたところです。
場所が決まったら、チャコペンなどで印をつけると分かりやすくなります。
次に、100円ショップで売っているループを用意します。
ピンセットでループをつかんで、ベルトのうらからおもてに通していきます。
ベルトが少しかたいときは、左右から軽く広げるとスムーズに通せます。
ループがきれいに通ったら、しっかりと締めて固定しましょう。
これだけで、ベルトがずれにくくなって、つけごこちがとっても良くなりますよ。
ベルトを切ってループを新しく作る方法(しっかりコース)
ベルトをちょっとカットして、そこに新しいループをつけるやり方です。
ていねいに作業すれば、しっかりしたループができて長持ちしますよ。
まずは、ループをつけたい場所を決めましょう。
そして、その位置に合わせて、ベルトをハサミで切ります。
カットするときは、まっすぐ切れるように定規を使うのがおすすめです。
切ったら、その部分にループを通します。
ふつうは、ループを2つつけるとバランスがよくなります。
ループがちゃんと入ったら、糸と針を使ってベルトにしっかりぬい付けます。
糸の色をベルトに合わせると、目立たなくてきれいに見えますよ。
ぬいものが苦手でも、大丈夫。
ゆっくり少しずつやれば、だれでも上手にできます。
完成したときのうれしさは、きっと特別です。
作る前にそろえよう!使う道具まとめ
下のひょうは、今回のベルトループ作りで使う道具と、その使いみちをまとめたものです。
ぜんぶ100円ショップでそろえられるので、とてもおてごろです。
道具のなまえ | つかいみち |
---|---|
ピンセット | ループをベルトに通すときに使います |
チャコペン | ループをつける場所に印をつけるため |
はさみ(さいほう用) | ベルトや糸をきるときに使います |
ぬい針と糸 | ループをしっかり固定するために使います |
ループ(100均で売ってる) | ベルトにとりつけるパーツです |
後付けベルトループは100均で簡単!手順と準備品を紹介のまとめ
今回紹介した方法なら、だれでもかんたんにベルトループを作ることができます。
手ぬいが苦手な人でも、記事のとおりに少しずつ進めれば、きれいにしあげられますよ。
お店で買ったベルトを、そのまま使うのもいいけれど、自分の手でアレンジすると、もっと楽しくなります。
ぴったりフィットするベルトループがあれば、動いてもずれにくくてストレスがありません。
おしゃれもたのしめて、気分もアップしますよ。
ぜひチャレンジしてみて、自分だけのベルトループを作ってみてくださいね。
おしゃれと使いやすさ、どちらも手に入るすてきなDIYです。